『蒼穹のファフナー』放映後に20の質問

☆この質問は、こちらからお借りしました。
 ありがとうございます。

☆回答は、ネタバレ要素たっぷりですので、
 まだ全部見ていらっしゃらないという方は、お気をつけください。

 

1.お名前と答えた年月日をどうぞ。

 マイカ   H17.3.17

2.ファフナーのキャラクターについての思いを語ってください。

 ひとことでは語りにくいですが・・・敢えていうなら、
 みんな好き。どのキャラも、生きることの意味を問いながら、
 精一杯生きているから。
 島の子ども達はもちろん、それを見守る親たちもみんな
 それぞれキャラクターがはっきりしていて、魅力的な人ばかりでした。
 (あ、でも、春日井夫婦だけは、抜いといてください・笑)

3.好きなキャラ、あえて限定して5人までお願いいたします。

 皆城総士、真壁一騎、皆城乙姫、カノン・メンフィス、要咲良  

4.そのキャラたちのどこが好きですか。

 皆城総士…すべて
 真壁一騎…総士のことが好きで好きでしょうがないところ
 皆城乙姫…自分の宿命を恨むことなく受け容れられる強さ、優しさ
 カノン・メンフィス…勝気なくせに、実はすごく素直なところ。
 要咲良…男勝りっぽいですが、本当はすごく女の子らしいと思う。
       友達に接する心遣いが一番バランス取れているような。
 
 5人好きなキャラを挙げてみて気づいたのですが、私って基本的に、
 いつもは無理をしてがんばっているキャラ、そしてそんな子が、ある瞬間
 等身大の自分に戻って涙を流す、っていうシチュエーションに弱いみたいです。
 ここにあげた5人って、全員そういうシーンがある人ばっかりですね。
 

5.そのキャラのセリフの中で好きなものは。

 前問を受けて、そのキャラの涙のシーンのセリフと、その他で印象的だったセリフで。

 皆城総士…「5秒待て(第16話)」
        「消耗戦だっ!……存在することの苦しみだ!いなくなる事への恐怖だ!
         (最終話)」
 真壁一騎…「せめて、お前に謝りたくて…(第15話)」
        「俺はここにいる…ここでお前を待っている…ずっと…(最終話)」
 皆城乙姫…「怖い…怖いよぉ(最終話)」
        「総士は総士だよ(第19話)」
 カノン・メンフィス…「待て…話を聞け…私の話を…(第17話)」
        「前はいたが、今はもういない(第20話)」  
        カノンと言えば、このセリフなんですが、最後に言うのが甲洋に向かって言った
        この回。それまでは、今はもういないのはカノン自身だったんだけれど、この回では
        翔子のことなんですよね。逆説的に言えば、「今いるのはカノンだ」ということなんだな、と。
        竜宮島に来て、カノンが自分自身を取り戻したことを象徴的に表すセリフだと思います。
 要 咲良…「いや、いやぁっ!助けておかあさん!(第19話)」
        「がんばれ…がんばれ、男の子!(第21話)」
        咲良は、何気に名セリフが多いと思うんです。銭湯のシーンでも結構いい味出して
        いるんですが、強いて言えば、やっぱりこのセリフ。
        

6.機体について思うことは。

 ファフナーは全て、伝説の竜のイメージを生かしたデザインが良かったですよね。
 バランス悪そうな細い胴体とか、不自然に盛り上がった腕の辺りとかが、
 なんとなく安定していないようなイメージがあって、それがまたファフナーっぽくて
 良かったと思います。

7.お気に入りの機体はどれですか。

 マークエルフ

8.それは何故ですか。

 水しぶきを散らしながら降り立つ最初のシーンの印象が鮮烈だったから。
 カラーリングも好きだし。片腕もがれた上に、コアを抜かれて捨てられたのかと
 思うと、切ない(泣)。
 鷲尾さんのサイトのマークエルフは、本当にかっこいい。

9.ストーリーについての感想をどうぞ。

 好きです。って、それだけじゃ感想にならないか(笑)。
 まず、ストーリーそのものに整合性があって、破綻しているところが無い点。
 当たり前といえば当たり前なんですが、結構このあたりがヤバいアニメが多いので。
 あと、意味のないセリフが無い。密度が濃い。全編見終わったあと、また見返す
 たびに、新しい気持ちになって見れるというのは、やっぱりストーリーがよく
 練られたものだからだと思います。

10.一番お気に入りのタイトルは(何話の何、という形でお答えください。

 第17話 「生存 〜しかけ〜」

11.一番好きな話は。またその話の中で自分的見所は。

 第16話 なんといっても、ロボットアニメ王道の展開。最高のカタルシス。
 第15話までの盛り上げ方とともに、Aパートの緊張感、そして
 Bパートの乙姫の「おかえり」のセリフから後の展開というのは、
 最高に燃えました(注・萌、ではありません)。

12.この回は本気で泣いた、という回はありますか。

 第20話。リアルタイムで見たときは泣かなかったのですが、全編見終わってから
 見返すと、この回は何度見ても目頭が熱くなります。
 第23話も泣いたんですけれどね…

13.全編を通して好きな、もしくは印象的なセリフはなんですか。

 「俺(僕、あるいは私)はここにいる」というセリフ。
 いわば、ファフナーのキーワードとも言えますから。
 一番印象的なのは、やはり最終話で、消滅するときの総士が
 「僕はここにいる」という言葉とともに、一騎の中に消えていくところでしょうか。

14.曲(唄、サントラ全てを含む)についての感想をどうぞ。

 曲については、文句なく素晴らしい。Shangri-LaもSeparationも、本編の
 イメージどおりだったと思う。
 フル・オーケストラを使ったBGMは、改めてアニメにおけるサントラの重要性を
 再認識させてくれたと思います。

15.ファフナーで使われた音楽全ての中で一番好きなものは。

 「マークザイン」ですね。第16話で最初にこの曲を聞いたときは、鳥肌立ちました。

16.推奨、または好きなCPはなんですか。

 今更書くまでもない(笑)。

17.ストーリーの中でそのCPの見所という回があれば。

 これまた書くまでもないんですが、
 シリアスでいくなら第16話の、ふたりのクロッシング再びなシーン、
 第23話のラストの「総士」9連呼。
 ほのぼのだったら、やっぱり第17話のお部屋紹介と、第21話の
 銭湯でじゃれる2人でしょう。

18.ファフナーを一言で表してみてください。

 生きることの喜び

19.あなたにとってファフナーはどういう存在ですか。

 夢中になれる大切なもの。
 自分からネットに発信する勇気を与えてくれた
 思い出の作品。

20.最後に、愛を叫んでください。

 早く帰ってこーーーいっ!!